ガウスカーネルモデルに対するl2-正則化を用いた最小二乗回帰を実装する. 正則化パラメータとガウス幅を交差確認法によって決定する.(実装)
これより決定したパラメータを用いて最小二乗回帰を行った結果が以下の通り.ガウスカーネルモデルに対し,L1正則化学習を実装しスパースな解を得る. スパース回帰は解析的な解が求まらないため,交互方向乗数法による反復式で解を求める.
スパース回帰によって良い結果が得られている.また,L2正則化のときのパラメータと スパース回帰のときのパラメータを比較してみると, となり,右側のスパース回帰によって得られたパラメータの方は零であるものがほとんどであることが確認できる.二乗ヒンジ損失に基づく適応正則化分類を線形モデル
に対して適用する.(実装)
異常値に対してロバストな結果が得られている.ガウスカーネルモデルに対してラプラス正則化最小二乗分類を実装する.
によってパラメータを決める.(実装)
データのなす領域に沿った識別面が得られている.
線形モデルに対してクラス比重み付き最小二乗法を実装する.訓練データとテストデータでクラスを構成する点の比率が異なるデータを用いた.(実装)
左が訓練データ,右がテストデータ.
重みなしのときはテストデータが正しく分類できていなかったが,重み付き最小二乗法によって,テストデータも正しく分類する識別面が得られていることが確認できる.
類似度行列を
として実装した.(実装)
データのクラスタ構造を保持したまま射影することができている.
教師あり次元削減のひとつであるフィッシャー判別分析を実装する,異なるクラスの標本を分けるように次元削減を行うために,クラス内散布を小さく,クラス間分布を大きくするように次元削減を行う.(実装)
クラス1, 2 を分けるように射影できていることがわかる.
データの分布が曲がっているときは,線形次元削減ではうまく構造を抽出できない.そこで, データを特徴空間に非線形変換し,その特徴空間上で線形次元削減を行う.ここでは,局所性保存射影をカーネル化したラプラス固有写像を実装する.(実装)
類似度行列には最近傍類似度
を用いた.元の三次元データが持つ構造を残したまま,二次元のデータに次元削減できている. また,類似度行列がスパースであるため,効率的に固有値問題を解くことができた.