本サンプルコードは Ubuntu 18.04、あるいは JetPack4.4 で動作確認をしています。 以下のソフトウェアをインストールしておいてください。
- CMake 3.x
- OpenCV 3.x
- CUDA 11
- TensorRT 7
また、カメラを利用したサンプルの実行には、1240x720でMotionJPEGフォーマットでキャプチャが可能なUSBカメラが必要です。 カメラが用意できない場合には、下記ビルドの節で説明する動画を入力として使用するモードを利用してください。
以下のコマンドを実行してください。
$ mkdir build && cd build
$ cmake ..
$ make
カメラを利用しない場合には、app.cc の ENABLE_V4L2_CAMERA を 0 に設定してビルドを行ってください。プログラム中で指定したmp4形式の動画ファイルを読み込んで、推論を実行することができます。
セミナー資料に従ってモデルファイルを trt.engine
という名前で作成し、buildディレクトリ以下に配置した後、以下のコマンドでプログラムを実行してください。
$ ./app