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MPEG 2 TS
このエントリでは、MPEG-2 TS について説明しています。
MPEG-2 TS
には映像/音声以外にも、パケットに小分けしネットワークを透過させ復元するための余計な情報など多数含まれ、元データに対しかなり肥大化してしまいます。保存に向かないデータ形式です。
MPEG-2 TS
は様々なフォーマットの映像を内包できる仕様となっており、
元々想定されていた MPEG-2
以外にも、H.264
や AAC
等をペイロードとして格納することが可能です。
MPEG-2
の元々の規格では MPEG-2 TS Packet
は 188 bytes 固定( 4 bytes header + 184 bytes payload )ですが、
192 bytes や 204 bytes に拡張され利用されている事があります。
かなり多くの実装が 188 bytes 以外でも読み込めるように実装されているようです。
地デジにおける MPEG-2 TS Packet の取り決めは http://www.arib.or.jp/english/html/overview/doc/2-STD-B31v1_7.pdf (P107)を参照してください
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MPEG-2 TS
は 13818-1:2000 (ISO/IEC) または H.222.0 (ITU-T Rec) として規格化されています -
H.264
を扱うために拡張されたMPEG-2 TS
は 13818-1:2000 (E) として規格化されています -
TH
(Transport stream Header) (MPEG-2 term) -
PES
(Packetized Elementary Stream) (MPEG-2/4 term)
MPEG-2 TS
の packet image は以下のようになっています。TH
と PES
で一つのパケットを構成し、それが連続している形です。
+----+---------------+----+---------------+----
| TH | PES | TH | PES | ...
+----+---------------+----+---------------+----
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ = MPEG-2 TS Packet (188 bytes)
PES
の部分は payload_unit_start_indicator の値で構成が変化します。