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LTはパワーワードで決めろ

かわまた/タイミーDevRel

LTはパワーワードから決めろ

LTでは言いたい一言を決めましょう。これがLTにおける半分の作業です。決め台詞と言っても良いかもしれません。ワンピースなら「ドンッ!」って効果音が入るイメージでイメトレしましょう。発声した時の収まりが良かったらその台詞を一枚のスライドにデカ文字で一行に記載します。できる限り、一行にまとまる長さの台詞であることが望ましいです。具体的なサイズとしては48pt以上を目安に作成するのが良いかと思います。 そしてこの「伝えたい決め台詞」+「決め台詞のための前振り」というスタイルはLT初心者にも優しいLTの構成の仕方です。主な理由として時間内にまとめやすいということが言えます。

5分は短い

5分は多くを語るには短い時間です。伝えたいことを伝えるためにもLTはメッセージを決め台詞1つに絞りましょう。たまに「XXが○○な3つの理由」という構成のLTもありますが多くの場合が時間オーバーしがちだったり、理由の補強が薄く、ふわっとしがちな傾向にあります。上手くやる為には結構上級者向けな時間構成や伝え方の工夫が求められます。 「伝えたい決め台詞」+「決め台詞のための前振り」の構成では一枚のメインスライドに誘導する為の前振りスライドなので前振りの部分は調整が効きやすいです。よって時間内に収めやすい傾向にあります。練習してみた結果として時間がオーバーしがちであれば前振りを少し削れば良いだけなので全体の構成がブレることはありません。

パワーワードを作るコツ

  • 皆が口には出さないが思っていることを盛り込む
  • 既存の言い回しを少し捻る
  • 虚をつく様な言葉の掛け合わせをする

この辺りの要素を盛り込むとパワーワードを生み出し易いです。 過去には孫正義が「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである」といったパワーワードを残しましたが、これもハゲという口に出し辛いことを盛り込みつつ、既存の言い回しを捻っているといっても良いでしょう。 LTのコツに因むようなものであれば「出来が悪かったら明日には覚えてない」みたいな言葉でしょうか。これは故に緊張しなくて良いということを意図した言葉ですが実際その通りだと思います。

まとめ

今回は手短ですが、LTはパワーワードで決めろという内容で寄稿させていただきました。 一例で記載しましたがLTの出来が多少悪くても明日には皆、覚えていません。そのメンタリティとこの一行入魂スタイルのLT構成で皆さんもドンドンLTに挑戦していってください。