この章では主にGo言語のいくつかの文法をご紹介しました。文法を通してGoがいかに簡単かご覧いただけたかと思います。たった25個のキーワードです。もう一度これらキーワードが何に使われるのか見てみることにしましょう。
break default func interface select
case defer go map struct
chan else goto package switch
const fallthrough if range type
continue for import return var
- varとconstは2.2のGo言語の基礎に出てくる変数と定数の宣言を参考にしてください。
- packageとimportにはすでに少し触れました。
- func は関数とメソッドの定義に用いられます。
- return は関数から返るために用いられます。
- defer はデストラクタのようなものです。
- go はマルチスレッドに用いられます。
- select は異なる型の通信を選択するために用いられます。
- interface はインターフェースを定義するために用いられます。2.6章をご参考ください。
- struct は抽象データ型の定義に用いられます。2.5章をご参考ください。
- break、case、continue、for、fallthrough、else、if、switch、goto、defaultは2.3のフロー紹介をご参考ください。
- chanはchannel通信に用いられます。
- typeはカスタム定義型の宣言に用いられます。
- mapはmap型のデータの宣言に用いられます。
- rangeはslice、map、channelデータの読み込みに用いられます。
この25個のキーワードを覚えれば、Goは既に殆ど学び終わったも同然です。